ベンメリア遺跡旅行記!ラピュタのモデルと噂のベンメリア観光

カンボジアのシェムリアップにある遺跡として有名なのがベンメリア遺跡です。

ジブリ映画のラピュタのモデルとなったとも言われており、実際に観光をしましたがその雰囲気を感じることはできました。アンコールワット遺跡郡に含まれている訳ではないので、入場料は別途必要となります。

シェムリアップのホテルエリアがある都市部からは少し離れたエリアとなります。そのため、移動をするならタクシーやトゥクトゥクをチャーターして行くのが一般的です。

ここでは2016年に実際にベンメリア遺跡へ行った旅行記と合わせて服装やチャーターの料金相場などの観光情報を紹介しています。これからシェムリアップ旅行を予定している人はご覧ください。

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ベンメリア遺跡の基本情報

ベンメリア遺跡はシェムリアップのオールドマーケットやホテルがある観光エリアからは50km近く離れています。

移動は大通りをずっと走っていき、途中で一回だけ曲がります。混雑するなどはなく一定のスピードで走り続けることができますが、それでも移動時間は1時間30分ほどかかります。

曲がり道が少ないので自転車でも行けなくはありませんが、カンボジアの気候を考えると現実的ではありません。

そのため、行き方としてはタクシー・トゥクトゥクでの移動がおすすめとなります。

トゥクトゥクとタクシーのチャーターの相場!料金の目安を紹介

3輪バイクのトゥクトゥクとタクシーの料金は約2倍ほど異なってきます。

トゥクトゥク料金:25ドル
タクシー料金:50ドル

時間が無い人はスピードがでるタクシーの方が速く着きます。ただ、おすすめとしてはトゥクトゥクのチャーターです。

風を感じることができるので気持ち良いです。また、外の景色に関しても窓があったりする訳ではないので見やすいですし、写真も撮影しやすいです。雨が降ると濡れるなんて紹介されていることもありますが、そんなことはありません。

ドライバーが雨避けのシートを広げてくれるので濡れる心配はありません。

女性の一人旅でも安心できる?

ベンメリア遺跡はアンコールワットから離れているので、女性の一人旅だと遠くまで移動をしても安全か、気にする方は多いと思います。トゥクトゥクのドライバーに変な場所に連れていかれないか心配になるものですからね。

基本的にホテル街からベンメリアへ行くのであればずっと大通りを走っていきます。そのため、常に車やバイクが走っている道路をずっとまっすぐ進んで行くこととなります。そのため、変な道へ入っていけば分かりやすいですし、もしも何かあれば助けも呼べる道順にはなっています。

もしも心配な人であればシェムリアップの街にある日本人宿で乗り合いの募集もされているので、一緒に行く仲間を募っても良いと思います。宿泊をしていなくてもレストランまでは入ることができます。宿泊している日本人がいるはずなので誘えば参加する人も多いかと思います。

ベンメリアは安全?地雷の危険性について

カンボジアはまだ地雷がまだ埋められていると言われています。

ベンメリア遺跡に関しても同様で撤去はしているものの、全てではありません。そのため、地雷の危険性がゼロではありませんが、基本的に心配をする必用はありません。

観光客が通るルートに関しては地雷の撤去は行われています。
無駄に茂みなどに入っていくことは無いようにしましょう。

ベンメリア遺跡内の歩き方

ベンメリア遺跡はアンコールワット遺跡郡とは違い、修理などの補正は行われていません。

そのため、遺跡の壁や道が崩壊をしたままの状況となっています。崩れた瓦礫を昇ったりすることもできるので他の遺跡郡では味わえない風景や体験ができます。

一応、内部までの道を用意はされているので、子供連れでも観光はできるようになっています。歩き方は自由な観光スポットとなっているのですね。後ほど旅行記で詳しく解説しています。

服装

ベンメリア観光の服装としては動きやすい格好が良いです。
サンダルなどは止めた方が良いです。

崩れ落ちた遺跡の瓦礫などを上ったりするので、足が見えていると怪我をしてしまう心配もあります。また、足への負担も大きいので疲れてしまうはずです。

雨が降れば濡れて滑りやすくもなるので、できるだけ動きやすい靴を選ぶようにしましょう。また、できるだけ厚着はしないようにするのがおすすめです。

崩れ落ちた岩などを登ったりすることで汗を凄くかきます。汗拭きタオルは持っていった方が良いです。

観光時間の目安!どれぐらいの時間が観光にかかる

ベンメリア遺跡は離れているので観光時間を事前に把握していないと、旅行プランが崩れることもあるので注意です。

移動時間としては片道で1時間30分程度で往復で3時間となります。遺跡内の観光時間としては1時間程度滞在をする人が多いと思います。特別、遺跡が好きで長時間滞在をしたいって人や写真を何時間も撮影したいって人は余裕を持って2時間あれば良いと思います。

普通に回れば1時間ぐらいの観光時間となるはずです。

入場料

入場料金は5ドルです。
ベンメリア遺跡の少し手前でチケットが販売されています。

営業時間

営業時間は6:00から17:00となっています。
チケットの購入も必要となるので余裕を持って行動をした方が良いです。

ロリュオス遺跡も一緒に観光をするのがおすすめ

ベンメリアの観光をすると半日近くが潰れてしまいます。
そこからアンコールワット観光や市内観光をするのも良いですが、おすすめはロリュオス遺跡です。

アンコールワットの遺跡郡と見た目的にも大きく変わりはないです。ただ、ベンメリア遺跡の通り道にあるので観光をしても移動時間がほとんど無断にならないです。

トゥクトゥクのチャーターの交渉をする時は事前に話をしておくと良いです。色々なドライバーに値段を聞いてみましたが、同一料金で一緒に連れていってくれる人が多かったでした。

そもそも現地の物価から考えるとベンメリアへの25ドルで1日の売り上げとしては上出来なんだと思います。

地図

ベンメリア旅行記!実際に観光をしました

2016年のカンボジア旅行でシェムリアップに滞在をしたので、ベンメリア遺跡を訪問してきました。

友人と男2人の遺跡巡りのたびです。前日にアンコールワット観光をしたドライバーに朝ホテルの前に迎えにきてもらう約束をしていました。時間の5分前にホテルの前に出たのですが、すでに待っていたので乗り込みます。

当初はアジア圏の人は遅刻するって話は有名なので心配だったのですが、日本人みたいに旅行期間中はずっと時間前に待ち合わせ場所で待っててくれました。

ベンメリアへの道

ベンメリアへは大きな道路をずっとまっすぐ進んでいきます。カンボジアの国道となっているので常に視界には他の車やバイクが目に入ります。

女性の一人旅でも安心することができるのではないかと思います。

ベンメリアの曲がり角

1時間近くまっすぐ走ったら道を曲がります。

この曲がり角の近くになったら道路がコンクリから土が見えるようになってくるので分かりやすいと思います。曲がり角の部分でツアーでの観光だと弁当が貰えるスポットになっているみたいです。

街並み

タクシーだとこういった移動中の景色も窓ゴシになってしまうので寂しいと思います。
トゥクトゥクなら風は気持ち良いですし、景色も開けててみえるので嬉しいですね。

曲がるとテントなどのお店が立ち並んでいるエリアとなります。

ベンメリア遺跡の入り口

3輪タクシーに揺られること約1時間30分ぐらいでベンメリアの入り口に到着をします。
ヘビのナーガの石造が待ち受けています。

この日は朝から晴れていたので良かったです。
雨が降ると土なのでグチョグチョに靴が汚れるかも知れないです。

ベンメリア遺跡の写真

左右がヘビの胴体で作られた道を進んでいくと、いよいよベンメリア遺跡に到着です。
補修工事がされていないため、くずれ落ちた状態のまま自然の形で残っています。

ベンメリア遺跡の外周

まずはベンメリア遺跡の外周を回ってみることにしました。
道なりに崩れ落ちた遺跡を見ながら進んでいきます。

前日に補修工事がされたアンコールワット遺跡を見ているのもあって、気持ちの高ぶりが感じました。崩れた遺跡を見て言うことばではないのかも知れないですが何か『凄い』って感じです。

ガイド

歩いていたらアンコールワット遺跡のように自称ガイドの人に話しかけられて、瓦礫を昇ってみろと促されます。昇っていいって話は事前にネットで調べていたので本当に良いのか心配だったのですが、進んでみることにしました。後で料金を請求されるお決まりのパターンですね

ただ、今回はベンメリアは友人とゆっくり回りたかったので何とか逃げたい・・・。

ベンメリア遺跡の写真

昇ってみると更に内側に通路がありました。
ただ、まだ正直外周をもう少し見てから後で内部を回りたい・・・。
なんとか分かれていったん下に下りて外周を進むことにしました。

ベンメリア遺跡を歩く時には下には気おつけた方が良いです。
調子に乗って歩いていると下に穴があったり大怪我をしかねないです。

ベンメリア遺跡の写真

大きな木がそびえたった本来であれば入り口に当たる門がありました。
とりあえず奥がどうなってるのか気になったので、この瓦礫の写真の部分を登ってみることに・・・。

昇っているとだんだんと心配になってきます。
下を見ると空洞になってるのでもしも崩れたら一環の終わりです。
石と石で支えられて空中に浮いてる状態になってるのですね。

ベンメリア遺跡の写真

残念ながら中は崩れ落ちてしまって入ることが難しそうです。
そのため、写真だけ撮影をして元の道に戻ることにしました。

ベンメリア遺跡の写真

外周を回っていても景色に大きく変化は無いのでそろそろ内部に乗り越えていこうと思っていました。
丁度昇りやすそうな場所を見つけたのでとりあえず昇ってみることに。

ベンメリア遺跡の写真

昇りきってみると、なんだか行けそうな気もすれば通れなさそうな気もします。
とりあえず昇ったので進んでみることに・・・。
ちょっと崩れ落ちた遺跡で暗い場所となると怖いです。

暗い道を進んでみるとはしごを発見しました。
戻るのも面倒だったので嬉しかったです。

ベンメリア遺跡の写真

昇りきってみると、きちんとした道が作られた場所に出ました。
丁度、ベンメリア遺跡の中央の辺りの部分となります。
この部分に関しては木製の道が作られています。

ベンメリア遺跡の中心部

中心部エリアに関しては大分損傷具合が激しいです。
建物の形跡が完全に無くなっている状態になっていました。
石が積み重なった状態で残ってます。

ベンメリア遺跡の写真

この部分にエリアに関しても道を通らなくて自由に歩いても良さそうです。
色々な観光客に自称ガイドの人がくっついて通路から外れた場所を歩いています。

自由に歩きまわれるので男性なら冒険心がくすぐられるはずです。

現地ガイド

韓国人女性2人組みのガイドをしている男性が木のつるをイス代わりに座っていました。
ここにはイスがありますが、ところごころ木のつるで座ったり、アルプスの少女ハイジみたいにブランコができる場所もありました。

カンボジア人ガイド

ガイドの人は恐怖心って物がないのでしょうか?
結構、危ないでしょって場所でも普通に歩いてる姿が見えます。
滑ったり、くずれ落ちたら一発でアウトな気がします。

写真だと伝わりづらいですが、ところどころでラピュタのモデルって言われると確かにそんな感じがしてきます。
崩れ落ちた遺跡と自然が幻想的な空間を出しています。

ベンメリアは遠かったので観光をするか悩んだのですが、来て良かったです。
こんな感じで幻想的な空間を1時間ぐらい歩きまわって帰路につきました。

帰り道の途中にはロリュオス遺跡郡と呼ばれるエリアがあります。
アンコールワットの入場券で入ることができるので寄って変えることにしました。

ベンメリアへ行く価値はある?

掲示板などで良くベンメリアは行く価値があるのかと質問されている人が多いです。人によって評価も違うので当初は行くか悩みました。

けど、行ってみてよかったです。
ベンメリアは絶対に行く勝ちがあると思います。

アンコールワットの遺跡は正直、どれを見ても大きく変わりありません。
しかし、ベンメリア遺跡は補修工事がされていない関係で見た目も大分違います。

自然と崩れた遺跡が幻想的な空間をかもしだしています。

バンテアイスレイとベンメリアのどっちがおすすめ

シェムリアップの中心部から遠出の遺跡としてあるのがベンメリアとバンテアイスレイです。

日程の関係でどちらかひとつしか行けないのであれば、断然、ベンメリアがおすすめです。
バンテアイスレイはアンコールワットとは少し違う遺跡ではありますが、大きな変化がある訳ではありません。

エリア的にも小さいので移動時間は長いけど、観光時間は短くなってしまいます。
どちらかひとつならベンメリアがおすすめとなります。

1日予定があるのならバンテアイスレイ⇒ベンメリア⇒ロリュオス遺跡郡と回ることもできます。実際にわたしはこの順番で一日観光をしました。

ただ、バンテアイスレイとベンメリア感の移動は人どおりの少ない道を通ることになります。そのため、女性の一人旅だと治安の関係もありおすすめすることはできないです。このルートなら複数の人間で移動をした方が良いのではと思います。

ベンメリア旅行記のまとめ

シェムリアップ観光でベンメリアが一番楽しむことができました。

アンコールワットはネームバリューもありますし、どこが一番おすすめか聞かれればアンコールワットだと思います。しかし、どこが一番楽しめたかであれば断然ベンメリアでした。

ラピュタのモデルとなってると聞くと、余計に楽しむことができるのではないでしょうか?
ただ、公式的にはモデルとなってることは発表がされていないみたいです。

シェムリアップは遺跡が沢山ありますが、ベンメリアならおすすめすることができます。また、少し離れているのでカンボジアの街並みを見ることができます。

アンコール遺跡周辺やオールドマーケット周辺とは少し景色は違いますからね。移動中に関しても景色を楽しむことができるはずです。

カンボジアの旅行記や観光地の情報は『シェムリアップ観光』で詳しく解説しているので良ければご覧ください。遺跡以外にも観光地はあったりします。

海外での盗難は帰国できないこともあるので注意

海外旅行の必需品と言えばキャッシュパスポートです。

国内旅行であればたとえ盗難にあったとしても、現金を紛失したショックだけで済みます。しかし、海外旅行となると話は全く別物となってきます。

海外で現金が無いと最悪のケースは空港までの交通費を払うこともできません。なんとか少額は確保できたとしても、高い航空券とホテル代を払ってるのに現地で何もできなくなることもあります。

そのため、海外旅行の必需品としても審査不要でスペアカードが貰えるキャッシュパスポートの人気が高いです。海外は国内とは違うってことをしっかりと認識をして、盗難対策はしっかりしておきましょう。

海外旅行の必需品として知られるキャッシュパスポートをまだ用意していない人は早めに準備をしておきましょう。

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